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ミュージカル「スリル・ミー」松岡×山崎ペアを観たよ

【それは転がり落ちる石のように 若さゆえの過ち】

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とにかく「若さ」が見えたペアでした。
若いからこそ暴走した彼、若いからこそ止める術を持たなかった私。100分間転がり落ちたペアは新鮮。
体格差に驚きました。力関係が見えるようですね。

私の行動はすべて「当たり前」のことなんだなぁと思った。彼と一緒にいることは当たり前のことだから、一緒にいるためにやることはすべて「当たり前」のことなんだな。疑問も感じてない。このふたりは幼馴染みなのかも。
だから「じ ゆ う ……?」という言い方がとても印象的だった。自由とはなにか理解していない?忘れてしまったような?
終盤の「そうだったんだ、知らなかった」の表情、「彼のことを知っているのは当たり前のはずなのに知らないことがある」ことに驚いているようにも見えた。隣にいるのが当たり前だったから。勝手に転学されたあと泣き暮らしてたろうな……。
逆に「99年 永遠に」では安堵したような笑顔にどきりとしました。彼を手に入れたからかなぁ。

対する彼、若さからくる謎の自信に満ち溢れていて中学生か?とも思った笑。爽やかだな、テニスとかしてそう……でも友達少なそう……。
「これやったら面白そうじゃない?かっこよさそう!」をすべて行動に移してそうな彼だな。小学生か?
そしてそれをにこにこして見守る私、「そこにシビれる憧れるゥ!」って感じに好きだったんじゃないかな。憧れも混じった感情だったのかもしれない。いや彼はカイジくんなんですけど笑。
(余談にも程があるが元カイジくんという唯一かつ偏った情報を持っていたが故にちょこちょこ「作画がカイジだな……」と思ってしまった笑。でも鼻がカイジじゃない!?)

調べたらふたりとも2.5に多く出演していて、年齢もそうだけど育ってきた環境が若い俳優がこうやって新しい風を吹き込ませてくれるのとても面白いですね。技術的なことをいうと歴々に届かないところも多いけど、スリル・ミーという演目はこんなに「熱い」面もあるんだなぁと驚かせてくれました。面白かったなぁ。

2021.05.29. 17時(配信)