世界が終わる日が休日ならいいな

好きなものを好きなときに好きなだけ

映画「ある用務員」を観たよ

【さすがの福士誠治 暗殺者のかっこよさ】

f:id:lg_mami:20210914121950p:plain
観終わった第一声が「福士誠治、えっちだ……」で本当にすみません。たいへん面白かった上で言うけど、たいへんえっちでした。
本公開時はタイミングが合わなくて観に行けず、かといってサブスク契約するのも嫌で観られていなかったのですが「ベイビーわるきゅーれ」と併せて再上映してくれました!わーい!シネマートさんありがとうありがとう
というか福士くんが映画初主演なのに驚きました。キャリアが長いし多岐にわたっているので何本かあるもんだと……。
そしてその初主演映画がまさかのアクション映画。まじ?と思いましたが修羅天魔で兵庫を演じているし、高橋大輔のプロジェクトでスケートまでしてるから動ける人ではあるんだよな。
スタントも入っていたのかもしれませんが、派手すぎないアクションがまた「暗殺者」っぽくて良かったです。
そしてあまり大きく表情を動かさないのに、ものすごく雄弁な表情のときと何を考えているのかわからない表情のときとあって、この人も相変わらず上手いな、と感心してしまった。
なんとも言えない物悲しさを守む身体で表現するのも素晴らしい。さすがです。
福士くんはファーストインプレッションがのだめの黒木くんだったし、直近の印象はスリル・ミーの彼だし、ドラマで観ていた役も飄々としていたりとあまり熱さを前面に出す役ではなかったので、また兵庫みたいな熱血バカ!なお役も観てみたいな〜
話の設定自体はまぁあるって感じだったけど、高校でガンアクションするのも面白かったし、何よりいい人のイメージが強い前野朋哉がラスボスなのも良かったな。
しかも殺しが日常で「終わったらお蕎麦が待ってますよ!」って楽しそうに言うの最高でした。
変に冗長にせず、86分という上映時間でコンパクトにまとめているのもよかったですね。だれるシーンがなく最後までしっかり楽しめました。また劇場で観たいですがさすがにもう難しいかな……。