また映画館がクローズしちゃって観たい映画がほとんど観られなかったです……かなしい。
すばらしき世界
すばらしき映画であった……
出所したヤクザが立ち直るまでを描いた映画。
苦悩する役所広司も、周りの役者も全員素晴らしかった。
「暴力が日常だった人」の表現が圧巻。さっきまで楽しく笑ってたのに、気が付いたら暴力振るってる……。
それをネタにしようとする長澤まさみ演じる記者の嫌らしい芝居もまた良かったな。
光が見えてきたところで消えてしまった最後はなんとも切なくなってしまった。
バイプレイヤーズ
シーズン1から見ていた身としては、劇場版まで続いたことが感慨深い。
主演も助演も達者な役者がこれだけ集まる映画なんて後にも先にもこれだけなのではないだろうか!?
銀河鉄道の夜がモチーフになっている脚本の切なさがまたよかったなぁ。
大杉漣さんの遺作となったシーズン2、漣さんが劇場版を絶望していたというからその気持ちをここまで連れてきてくれたんだなと思うと泣けてしまった……。
騙し絵の牙
めちゃくちゃ面白かった!!
どこが嘘なのかなぁと思いながら見ていたけど、やっぱりー!と、そこー!?のバランスが絶妙で、気付いた嬉しさと騙された悔しさ両方が楽しめる映画だった!
洋ちゃんと茉優ちゃんの言い合いのテンポがよくて楽しくてずっと笑ってました。面白かった!
緋色の弾丸
公開初日の7時回を観たよ
ミナリ
「アメリカンドリームを掴もうとする韓国からの移民一家」の話。
アメリカンドリームを掴みたい家族の話を聞かない夫、韓国映画やドラマにこういうおじさんいるよな……って思った笑。その勝手さにいらついたり、手のかかる子どもたち、特に病弱な息子の育児に精一杯の妻。
徹底的に「生活」を描いた韓国作品はわたしは初めて観たかも。たぶん。
おばあちゃんの芝居が素晴らしくて、特に認知症になってからの芝居は芝居に見えなくて恐れ慄いていたら、アカデミーをはじめとした国際映画賞の助演女優賞を総ナメにしていた。納得。
ノマドランド
「あなたの人生を変えるかも知れない」というアオリ、うーん?と思った。
映像は綺麗だった。こういう考え方で人生を送る人もいるんだろうと改めて思った。それだけだったな。