世界が終わる日が休日ならいいな

好きなものを好きなときに好きなだけ

映画を観たよ(2021年8月)

イン・ザ・ハイツ

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リン=マニュエル・ミランダは……天才……!
そもそもラテンとラップというアゲ↑↑な音楽なだけで楽しいのに、カラフルな画面、若くてエネルギッシュなキャストたち、テンポがいい演出、本当に楽しかった!
そしてハッピーミュージカルなだけでなく移民問題、貧困問題なんかも練り込んでいて、そして押し付けがましくない作劇のうまさよ……素晴らしい……。

返校 言葉が消えた日

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「台湾のホラーゲームが原作」とかいう面白すぎるスペックに惹かれて観に行きました。
びっくり系のホラーではないんだろうな〜と思ってたので序盤の脅かし演出に普通に飛び上がってしまったwくやしいw
なるほどゲーム……という異形のものが出たり、異世界への迷い込み方もなるほどゲーム……で面白かったです。
俺たちのファン・レイシンーッ!!って萌えてたのでチャン・ミンホイに殴りかかりたくなりましたね……。

明日の食卓

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それぞれの母親の日常が丁寧に描かれていて、誰しもの隣人の話なんだろうな……と思いました。
「四人」の母親全員のお芝居がとにかく素晴らしい!特に高畑充希ちゃん、最近テレビでは似たお芝居を求められるお役ばっかり振られているけれど、そうそうこういうお芝居ができるのが充希ちゃんなんだよ……!と心の中でガッツポーズしました。この子の底力はあんなもんじゃないよ!!

キネマの神様

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ミニシアターで観てよかったなぁと思える映画でした。
過去と現在を行き来して、二人一役がほんとにひとりに見えてくるのがさすが役者……そして北川景子は美しいし永野芽郁はかわいい……。
「なんでもないシーンを繋げるといい映画になってる、それがあの監督の才能だよ」みたいな台詞があるのですが、それまんま山田洋次じゃん……と思うなど笑。

鳩の撃退法

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こちらは現実と小説を行き来していたのがまた絶妙な塩梅!
どこからが、どこまでが現実なのか小説なのか分からなくて、その分からないところが面白かった〜!
カット割りが細かいのにしつこくなくて、台詞のテンポもいいし画面も飽きなくてめちゃくちゃ好き〜!と思って調べたら「ホテルビーナス」の監督さんだった……そりゃ好きなはずだわ……笑。
そしてかっきー、せっかく現代劇の映画に出てるのに死んじゃうタイプのかっきーでちょっとわろた かわいそかわいいかっきー ハンディカムでハメ撮りしちゃうかっきー いいクズでした

ソボク

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韓国映画の好きなところ、トンチキ設定をクソ真面目にしっかり作り込むところなんですが、これも御多分に洩れずクソ真面目にしっかり作り込んでくれてて最高〜!!
コン・ユとパク・ボゴムの熱演も最高でした 死の淵に立たされたコン・ユの色気も、無垢なボゴムのかわいさもいいスパイスでした 面白かった!

東京リベンジャーズ

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ただのヤンキー映画だと思ってスルーしてたんですが、突然TLを席巻しだしたので観に行ったらまさかのタイムリープもののSF映画だった びっくり!
彼女を救うために奔走する北村くん可愛かったしかっこよかったな 吉沢亮山田裕貴も(ヘアメイクもあるが)一瞬分からないくらいに顔付きが違って新しい一面を見たようでした でもTLでいっぱい見る人が出て来なくてンッ!?!?!?てなりましたw
あとアクションシーンはかっこよかったし凄かったけど、肉弾戦をある程度以上の時間見るのしんどくなってきた 歳かな
しかし今田美桜ちゃんの黒髪ぱっつんボブ可愛すぎない??正義では?????

白頭山大噴火

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これもトンチキ設定をクソ真面目にしっかり作り込んでくれてて、さすが韓国映画〜!!ってなりました!!好き!!
画面も設定もしっかり作り込んであって面白〜!だったのですが、そもそもイ・ビョンホンくそかっこいいし、ハ・ジョンウを実働部隊にしてマ・ドンソクを頭脳班にしてるの……配役の妙……!うま……!
「噴火を止めるために近くで爆発を起こしてうんたらかんたら」というストーリーがとんでもなくスポンジボブミュージカルでちょっと笑いました 最近観たぞ

OLD

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「どんな現象が起きているか」はわりと序盤ですぐ分かるのですが、中盤で「なぜ起きているか」、終盤で「なぜこの状況になっているのか」がきちんと分かるようになっていて謎を残さない脚本で気持ちよかったです。
(全部説明しないと……みたいな話が最近多いですが、情緒は説明しなくていいけど謎解きはきちんとしろということです)
イムリミットが見えて焦っている人間は恐ろしいな……病気があるにせよ……という気持ちになりました。
グロテスクすぎる……と思ったのはカーラのお腹が大きくなったときです。幼い子が妊娠する描写ってフィクションとわかっていてもグロテスクに感じて気分が悪くなります……。