【近未来的演出とアナログな立ち回り】
実はコパスアニメは途中で挫折した組なんですけど、せっかくわだくまが大阪に来てくれるとのことなので観劇することにしました。FC入って3年目、やっと会席で観劇することができたぞ！！やったね！！
途中で挫折したと言っても5話くらいは見ていたので世界観設定は知っている……って感じでした。だからオリジナルストーリーで却って観やすかったです。脚本自体はまぁわりと先が読みやすかったけど、そういう脚本ほど魅せ方が難しいよなぁと実感しています。集中力が落ちてきたので、演出が詰まらないとすぐ飽きてしまうんですわ……。
プロジェクションマッピングの映像はコパスっぽくてすげー！と思ったし、ドミネーターが光ったり動いたりするのも純粋にわくわくしました。ちょろい。でもあの近未来的な小道具ってやっぱりテンション上がる。すごい。わたしの中の少年がわくわくしていた。
メインキャストのお衣装がスーツってのもいいですね。スーツで立ち回りって最高でした。立ち回りは（一部ドミネーターこそあるものの）肉弾戦！！っていうアナログっぷりで、近未来的な視覚と真逆で面白かったです。
メインの鈴木拡樹くん、和田琢磨くんは言わずもがな、他のキャストの子たちの熱演も素晴らしかった！ちゃんと全員台詞が聞き取れる！（重要！）立ち回りも迫力があったしどきどきしました。
普段、いわゆる若手俳優の子たちが出る舞台はあまり観ないので、観るたびにみんな顔がいいな……と思ったりしています。ひと昔前までは「顔だけでしょ」って偏見があったと思うけど、全体的なレベルが上がったんだなぁとも。
2.5次元ミュージカルや演劇が乱発されるのも思うところがないわけではないんですが、ここから演劇界が盛り上がっていってくれればいいなと思います。
2019.05.04.
