世界が終わる日が休日ならいいな

好きなものを好きなときに好きなだけ

映画を観たよ(2022年3月・4月)

ライフ・ウィズ・ミュージック


SIAの自伝的作品だそう。音楽劇のようなのに歌で心情を表現するから作りとしてはミュージカルに近いところもある(流れをぶった切られはするんですけど笑)。
音楽シーンはSIAのMVを見ているようでカラフルでポップ。さすがに曲に合っていて楽しかった!
アルコール依存症の更生プログラムを受けているズーが自閉症の妹・ミュージックと暮らし始めて愛を知っていく。ママはジャンキーでもういない、パパの話は出てこない。
ミュージックは祖母と近所の人に見守られながら生活していて、この近所の人たちがとても愛に満ちた眼差しだったのが印象的。
原題は「MUSIC」。ミュージックとは、妹であり、音楽であり、愛である。そんな作品でした。

Ribbon


のんこと能年玲奈ちゃん企画・脚本・監督作品。
コロナの影響で卒展が無くなった美大。泣きながら作品を壊す生徒にめちゃくちゃ泣いてしまった。
終盤の「世間の人は芸術って不要なんだって。異常だよね」みたいな台詞にもまた泣いた。あとうちも母親があんな感じなので苦しくなった……。
自宅で続けようと思った製作に手が動かない、母は作品をゴミと言う。そんなときに中学の同級生と再会して絵を描こうと思ったきっかけを思い出す。
家族との関わり方や無気力な時期、美大の同級生の「持って帰れるだけいいじゃん」という言葉にも揺れ動く様が素晴らしかったです。

DEEMO -サクラノオト-


3DアニメーションがPS2みたいだし、脚本もツッコミどころ満載で90分がめちゃくちゃ長かった……と思ったら台湾の音ゲーなんですね。「劇場版」って付いてるから途中から週放送アニメの総集編かと思った。くらいに話が飛びまくっててよくわからんかった。
洸平目当てで観に行ったけどほんのちょっとしか出番がなかった……あと主題歌がめっちゃLiSAの炎みたいやなぁと思ってたら梶浦由記だった。まさかの。
豪華声優陣!で宣伝するより(もちろん本職声優も豪華だったのやが)こっちももっと宣伝しなよ!!と思った……。

KAPPEI


相も変わらず情報入れないで行ったから伊藤英明古田新太上白石萌歌ちゃんしか出るの知らなかったので、大貫勇輔にも山本耕史にも笑いました メンディーまで出て来たし主題歌は西川の兄貴feat.ももクロちゃん どうなってんだよ 橋本じゅんさんまでいたのよ!?
明らかに北斗の拳パロディのネタがほとんどだったので、ケンシロウそこにおるがなwwwwwってずっと面白かった(大貫くんはミュージカル版のケンシロウだよ!)ちゃんとダンスシーンまで入ってて、なんやねんもうwwwww
女の子のスカートの中を覗こうとするのは、原作がギャグ漫画だとしてもいいオッサンの年齢の役者が四人も並んでやるのは絵面がキツすぎた
萌歌ちゃん、どのお衣装も可愛かったし袴のときのメイクも綺麗だったな〜!笑顔が魅力的な設定だったけど、大納得の素敵な笑顔でした。キャワイイーッ

ウェディング・ハイ


結婚式したことないからかもだけど、めっちゃ笑ったし面白かったし幸せー!になれるシチュエーションコメディでした!脚本がバカリズムでなるほどすぎた 演出もテンポ良くて全然飽きなかった!
めちゃくちゃ最高〜!!と思ったのは新婦恩師のはいりさん……!はいりさんの挨拶でめちゃくちゃ泣いてしばらく泣き止めなかったくらいに素晴らしかった。そしてお召しのお着物がとても素敵……レースのショールもお似合いだった……挨拶や余興メンバー、みんな最高だった!!
シーンとしては余興のシーンがいちばん好き。それ以外にもカウボーイ気取りの宮尾さんとか鳩胸の向井理とか、あ、岩ちゃんが着てたデニム浴衣もめちゃくちゃ可愛かった!結婚式場の見学シーンでさりげなく男性カップルがいたのも嬉しかったなぁ
監督、「勝手にふるえてろ」や「私をくいとめて」の人だったんですね。どうりで細かな感情が丁寧に表現される演出だったんだなと納得。特にやっぱりはいりさんのシーン……(何度でも言う)

ナイトメア・アリー


もっとダークファンタジーなのかな?と思っていたらわりと普通にリアリスティックなサスペンスだった笑。けど面白かった!
ケイト・ブランシェット様はさすがの美しさだし、平伏したい……。
話の構成も上手くて、終わって最初の感想が「因果応報……」だった。胸糞で終わるのか……?とひやひやしていたのでちょっと安心した。Dolbyで観たんだけど、音響がやっぱり最高だった〜!!

Coda あいのうた


タイミングが合わず観られないかも〜と思ってたらアカデミー受賞で上映回数が増えて観られました。
そして映画も素晴らしかった……御涙頂戴の感動ポルノだったら嫌だな〜と思ってたんだけど(観るのが遅れた一因)まったくそんなことなくて、ただひとつの家族がそこにいただけだった。
大学の話をしたあと、家に残るって言っていちばんに怒ってくれたのがお兄ちゃんだったのもよかった。母と娘の話でもあったなぁと。母が娘に通訳だけでなく依存していた。母が子離れする話でもある、深く描いてはいないけれど。
父が歌うルビーの首に触れるのは、父にとって音楽は振動だったからなんだな。素晴らしいシーンだった。
これPG12なの両親のセックスシーンがあるから……?だとしたらものすごくもったいないんですけど……いやまぁPGだから12歳以下でも観られるけども。
ラスト、家族がみんな「I LOVE YOU」の指文字をしていて最後の最後にめちゃくちゃ泣いた。その前、オーディションでの歌が流れて登場人物の映像が少しずつ流れるところ、ルビーがマイルズに「I LOVE YOU」手話を教えていた(ように見えたけど合ってるかは分からん)のもとても良かった。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密


「果たしてファンタビなのか?」というきもちと「ゲラートとアルバスのクソデカ感情最高〜!!」というふたつのきもちに引き裂かれそう

劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁

通常→IMAXIMAXレーザー